奈良裕也さん×院長 黑田 対談 〜歯をファッションに〜 Vol.1

奈良裕也さん×院長 黑田 対談 〜歯をファッションに〜 Vol.1

アートディレクター / クリエイティブスタイリストの奈良 裕也さんと院長の語るこれからの時代に則したセンスのある歯とは?vol1

アートディレクター / クリエイティブスタイリストの奈良 裕也さんとTokyo-Ite Dental Clinic 院長 黑田の対談インタビュー。
〜歯をファッションに〜 をテーマに、これからの時代に則したセンスのある歯とは、また実際に奈良さんが当院へご来院されてからの印象など、 院長黑田を交えてざっくばらんに語っていただきました。

– 奈良さんにとって、「センスのある歯」とはどんなイメージでしょうか?

奈良:
いわゆる「真っ白すぎる歯」は、ダサいかかっこいいかでいうと、ダサいと感じますね。
「いかにナチュラルにみえるか」が大事。
先週、メンズのメイクのお仕事があったんですけど、そこでも、いかに”ぬってるかぬってないかのメイクで”整えるか。
歯についても、身嗜みのひとつとしておさえられるかが大事。それができる人がおしゃれな人ですよね。

黑田:
僕はもともと服については全然知識がなくて、ある日母から、
「雑誌持ってきなさい!そもそも体型と身長が自分に近い体型の人を真似しないと意味がない。”服って顔で着るものだから”」って言ってて。

奈良:
お母さんにもインタビューした方がいいですよ(笑) きれーいな人だから(笑)

黑田:
(笑)それで雑誌の中で奈良さんを見つけて、母が「この人の真似しなさい!」って。
それからずーっと奈良さんを追いかけ続けてて、今こうやってお友達にならせてもらってからこの話をしてリンクしました。
「服は顔で着るもんだ」と一緒で「歯も顔」なんですよ。「似合わない歯もある」。
ステータスだと思って、真っ白すぎる状態にするというのは、場合によってその人に似合わない。
似合わない歯は、似合わない服きてるのと一緒。結果センス悪いって言われちゃう。僕はすごく思います。
これからの時代は、いいものを選ぶ/似合うものを選ぶのが一番センスがいい。っていう方向になっていく。
奈良さんがご来院されて改めてお話しした時に、ご自身に似合う歯の色を選ばれていたので、なるほどなと。

服と同じように、歯にも「似合う歯」「似合わない歯」がある。

歯はただ真っ白にすればするほど良いのではなく、 「いかにナチュラルにみえるか」が大事という。

– 奈良さんには、理想の “歯の色” があったと。色の明確なイメージが元々あったんですか?

奈良: 大体ですが、ありましたね。 あまり白すぎない、普通〜くらいにしたかった。 真っ白すぎると気持ち悪いと思って。 以降の細かい色のイメージは先生とすり合わせました。 実際完成してみて、理想通りの色にしてくれました。

黑田: いわゆる「歯が真っ白すぎる」状態の人には、やはり違和感を感じます。大体そういう歯の方はお話すると面白いんですけど(笑)

奈良: お金を持ってる、時計や車を持ってるってアピールと一緒だよね。 それはそれで趣味だから良いのだけれど。 僕は時計も車にも興味ないんだよな。

– 「センスのある歯だな」と思った方って、お二人の周りにどのくらいいます?

奈良: 僕の周り、ファッション系/美容系はたくさんいますね。

黑田: 奈良さんの業界には本当に、「センスのある歯」の方が多くいらしゃると思います。

奈良: 一方で、肌は真っ黒・歯は真っ白、靴の先が尖っていて、「いつの時代だよ…」という人もいらっしゃいますが(笑)。その方はその方のポリシーを貫いていらっしゃるから、それはそれで良い。

黑田: そうですね、ご自身の歯の好みとしてはそれでも良いのですが…。

実際、歯科医師の中には、そういった比較的富裕層の「歯の真っ白さを追求する人たち」を、 言い方悪いですが「金づる」みたいに扱い、「似合う・似合わない」で判断してない医師が多いですね。 「白くしたいって言ってるんだから、真っ白いの入れて金使わせたらいいじゃん」って歯を入れちゃって。

私はそうじゃいけないと思う。その結果後々になって、患者様を後悔させてしまったら…。 自由診療はそもそも、長持ちする材質を多く使用するので、「やり直し」がしにくい。 やり直しがしにくいということは、後悔しないで歯やその色を選んでほしい。 それこそ “バーキンを買うこと” とかとも一緒だと思いますよ。

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Vol.2に続く

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